ウィズコロナで大きく変わる働き方とは?



2020年(令和2年)、本日、12月31日は、大晦日です。

 

1年前に、新しい2020年、東京オリンピック開催の2020年、この記念すべき2020年、まさか、全世界で、新型コロナウィルスが猛威を振るい、すべての国の経済・人の交流をマヒさせる最大限の危機が、突然に、訪れるとは、誰も予想できなかったことです。

 

東京都は、本日31日、新型コロナウィルスの感染者が新たに1377人確認(過去最多)と発表しました。

今、全世界を新型コロナウィルスの第三波が襲い掛かってます。

 

こうした状況の中、今、「ウィズ(with)コロナ時代を、いかに乗り切るか」について、働く人、一人ひとりに、その覚悟が求められています。

 

今までは、「アフターコロナ」とか「ポストコロナ」といわれていましたが、「ウィズコロナ」には、全く、別の意味があります

ワクチンが開発されていない新種のウィルスは、一旦は感染がおさまっても、第二波、第三波、第四波と、変異種なウィルスとなって、さらに感染力の強い波が襲い掛かってきます。

 

今回の新型コロナウィルスによるパンデミック(世界的大流行)は、この新型コロナウィルスだけとは限らない見方があります。

今後も、このような人類が経験したことのない「未知のウィルス」が、突然、現れ、パンデミック化する可能性は高いといわれてます。

 

つまり、「人類は、常に「ウィルス」と共存していかなければならない」という覚悟が、これからは、常に求められます。

 

これが「ウィズ(with)コロナ」と人類がともに生きていく状況です。

 

今、ウィズコロナは、私たちの生活や働き方を大きく変えています。

 

突然、訪れたウィズコロナ時代は、多くの企業で、ウェブ会議の導入や、働き方も定時に社員全員が揃って出社するオフィスワークから、在宅勤務を原則とするテレワークへのシフトが加速され、出社しても、時差出勤や隔日勤務などで、出勤時間・退社時間も異なるなど、従来の職場風景が一変しました。

 

ウィズコロナで変わる課題について、大きく分けて、三つの視点で取りまとめました。

 

1 急激に変化した職場の課題とは?

 

(1) ウェブツールを使いこなせるITリテラシーの社員間格差

(2) コミュニケーションの不足・低下

(3) 行動評価や業務遂行プロセス評価に関する人事評価の困難

 

2 ウェブシステム等デジタルツールの進化が及ぼす影響とは?

 

(1)  在宅勤務がメインとなって、通勤定期代の支給廃止などコスト削減の加速

(2) オフィススペースの削減、サテライトオフィスの設置など働く環境の変化

(3) 地方移転の推進や単身赴任の見直し

 

3  雇用形態に及ぼす影響とは?

 

(1) コロナ契機で、スキル志向が高まり、フリーランス増加の加速

(2) 雇用形態ではなく、プロ人材との業務委託契約の外注方式にシフト

 

以上、多くの人が、今まで通りに、自由に動けない「ウィズコロナ時代」を乗り切っていくには、ヒト・モノに対しても、なんらかの遠隔処理を施すために、新たなIoTデバイスや新たに構築するソリューションが必須となります。

 

このため、ウェブツールを使いこなせるITリテラシーを持たないと、ウィズコロナ時代を乗り切っていけないことを意味しています。

 

今後、あらゆる分野において、デジタル化が加速すれば、今まで以上に、新たな「ウェブ、IT、システム、デジタル」に乗り遅れないよう、これらの新しいスキルを実装することが一人ひとりに求められます。

 


【徒然のひとこと】 

コロナ禍により、在宅勤務によるテレワーク・WEB会議・動画配信が主流となり、私たちの働き方が大きく変わっています。

 

雇用される働き方から、プロ人材にシフトする業務委託契約の外注方式に、大きく舵が切られ、雇用形態が、これまでとは全く異なる働き方に、加速しています。 

 

また、働き方も、コロナ禍の第三波・第四波と襲い掛かる感染の危機を契機に、ビジネスを取り巻く状況が大きく変わってきます。

 

これからのビジネスは、ウィズコロナと共存せざる得ない現実を見据えて、「何が求められるか」の視点で、「新たなチャレンジ」が、この危機を乗り切るための最善の方法と考えます。