農業法人経営のメリット

(1) 経営上のメリット

●経営管理能力の向上

   経営者としての責任の自覚や意識改革を促進します。

●対外信用力の向上

 財務諸表を作成することにより、農業経営管理を財務面から把握ができ、金融機関や取引先の信用が高まります。

●経営発展の可能性の拡大

 法人にすることによって、幅広い人材の確保ができ、経営の多角化などの事業展開が広がり、農業経営の発展につながります。

●農業従事者の福利厚生面の充実

 就農者の社会保険・労働保険などの適用によって、働きやすい福利厚生が整備・充実します。

 労働時間や就業規則など就業条件を明確化できます。

●経営継承の円滑化

 意欲ある有能な後継者を確保し継承が可能となります。



(2) 地域農業としてのメリット

●新規就農の受け皿

 農業法人として、就農希望者を雇用でき、関係機関と連携して、農業技術等の習得の場が得られる。

(3) 制度面でのメリット)  

●税制

 役員報酬を給与制にすることによって、損金算入が可能となり、節ができます。

 青色申告法人になれば、欠損金を10年間繰越できます。(H29.4.01から適用)

●融資限度額の拡大 

 農業経営基盤強化資金の貸付限度額が拡大します。

 

 ※ 具体的な内容については、お気軽に、お問い合わせ下さい。