楽しむ仕事とは?



令和4年も、今日12月26日、あと5日で、大晦日を迎えようとしています。

 

皆さんにとって、1年を振り返って、令和4年は、どんな年でしたでしょうか?

 

日々の仕事は、楽しくできたでしょうか?

 

私は、楽しく仕事をするためには、どういったモチベーションをもてば、感じるだろうか?と思いつつ、令和4年は目的をもって、仕事に取り組んできました。

 

生きていくためには仕事(収入)は欠かせませんが、収入を得るためだけで、仕事をするのは、精神的に厳しいところがあります。

 

毎日の仕事を楽しみながら、過ごせたら、とても素敵なことでは、ないでしょうか。

 

では、どうしたら、楽しく仕事ができるでしょうか。そのポイントを7つご紹介します。

 



皆さんは,、人生の中で、どれだけの時間を仕事に費やしているか、考えたことはありますか?

 

1年の時間を見ると、1日24時間×365日で、8,760時間、このうち、仕事に費やす時間は、少なく見積もって、1日8時間×240日=約2,200時間となり、これは、全体の約25%の計算となります。

 

思ったより少ないと感じられたでしょうか?

 

実は、計算以上に、仕事への拘束時間は、通勤時間や残業時間を含めると、多い方では30%~40%になるでしょうか。

 

平均的には、人生の20~30%が仕事に費やしている時間と言えるのではないでしょうか

 

民間シンクタンクが行った調査で、「あなたは働くことが好きですか」の質問に対して、仕事を楽しんでいると答えた方は、学歴や入社時期、職種等によって異なる結果になっています。

 

平均で「仕事を楽しんで取り組んでいる」と答えた方は、5~10%との結果が出ています。 多くの方が仕事を楽しみながら、取り組んでいるわけではない状況です。

 

それでは、「仕事を楽しいと感じる」ポイントを、7つ、見てみましょう。

 



1 好きな仕事をしている

 

仕事が楽しい方の一つ目の特徴として、「自分が目標としていた「やりたい仕事」に就いている」、仕事を覚える・経験することが楽しい、仕事をしているとき夢中になれる、成し遂げた仕事の達成感が目標にできる方、つまり、「好きな仕事」をしている方でしょうか。

 

 

2 自分の仕事が人の役に立っている

 

仕事が楽しい方の二つ目の特徴として、「自分の仕事が人の役に立っている」と社会の一翼を担って、感謝される仕事であることです。

誰かの役に立っている仕事に就いている方は、感謝されるための行動を積極的に、かつ、自発的に起こしている方です。

 

 

3 仕事に達成感がある

 

仕事が楽しい方の三つ目の特徴として、集中して取り組んでき仕事の達成は、確実な「仕事の自信・やりがい」につながり、次もチャレンジしようとポジティブになれます。これは、仕事を楽しくできる大きな要因となります。

 

 

4 職場内の双方の信頼関係が強い

 

仕事が楽しい方の四つ目の特徴として、職場の信頼関係が良好な方です。

 

これは、社員(職員)ひとり一人がチームとして取り組む仕事に対する満足度を大きくします。職場での活発なコミュニケーションと良好な双方の信頼関係は、仕事をより円滑にし、職場に一体感・連帯感を育みます。

 

 

5 仕事に余裕がある

 

仕事が楽しい方の五つ目の特徴として、仕事に追われるのではなく、困難性のある仕事には、常に余裕をもって対処して、時間に余裕を作ることが、仕事が楽しくできるコツとなります。

 

自分の労力を効率的に使い、新たな仕事に挑戦する時間まわすことができ、好循環をもたらします。

 

 

6 職場環境・雇用条件等に満足し、自分の役割にビジョンを持っている

 

仕事が楽しい方の六つ目の特徴として、雇用条件・給与等が安定し、仕事に取り組む環境が良好であって、自分の役割に明確なビジョンを持っておくことは、困難な仕事を乗り切れる大きな要素であり、仕事が楽しくするためには、欠かせないことです。

 

 

7 自分の仕事が好きで、常に向上心を持っている

 

仕事が楽しい方の七つ目の特徴として、自分の取り組んでいる仕事が好きであり、仕事の達成に目的意識を持って取り組んでいることも、仕事を楽しめる条件の一つです。

 

以上の七つのポイントが備わっていれば、仕事を楽しくできると感じる方は多いのでは、ないでしょうか。

 



それでは、仕事が楽しいと感じられない場合,どうすれば、仕事が楽しくできるでしょうか。

 

1 自分と向き合う

 

まずは、「仕事が楽しいと感じられない理由は、何?」から、自分と向き合って見ることからです。

 

仕事を通じて、自分のしたいことは?、社会に貢献したいことは?、成し遂げたいことは?など、自分自身の仕事の目標と目的について、改めて、確認してみましょう。

 

自分自身の目標と目的を設定することで、仕事を楽しくするモチベーションを向上させ、役に立つスキルを一つづつ加え、成功体験を積み重ねることは、仕事を楽しくするプロセスとなります。

 

目標は、自分が達成できるものを設定することが大切です。目標が高すぎてできない場合には、逆効果となりますので、自分の達成できるレベルは、自分に合ったレベルにすることが重要となります。

 

2 転職して環境を変える 

 

仕事を楽しんでいる方の中には、転職で環境を変えて、仕事を楽しく取り組んでいる方も少なくありません。

 

今の仕事に向上心を持てない、キャリアアップができないと感じたら、転職も一つの選択肢です。

 

今は、終身雇用の時代ではなく、現在の仕事を続けつつ、自分の能力を発揮できる環境・場所は、どこなのか?、やりたい仕事は何なのか?について、今一度、確認をして、「やりたい仕事」を見つけることも大切です。

 

転職に不安を感じる方も少なくないですが、転職の判断をした場合、転職活動に大きなエネルギーが必要となります。

 

この活動が自身の人生を左右することになりますので、焦らず、時間をかけて、計画的に、確実に、自分にあった転職先を見つけることが肝要となります。

 

30代で大きな決断.で、転職して、5年後、10年後に、「仕事を楽しむ」自分がそこにいることに、躊躇することはありません。

 

「楽しめる仕事」を見つけることは、人生の中で、最重要なことです。

 

「仕事を楽しむためのチャレンジ」は、40代・50代・60代で手遅れとならないためにも、転職は、勇気をもって、状況にもよりますが、30代の早めの決断がベストです。

 

明日から新しい年、令和5年が始まります。令和5年に、自分の未来と向き合ってみませんか? 

 


【徒然のひとこと】 

「楽しむ仕事」を見つけることは、人生を楽しむことに直結することであり、最も大切なことです。

 

今の仕事ではキャリアアップできないと感じて、転職を検討しているものの、「仕事の方向性が定まらない」、「自分に向いている仕事が見つからない」など、検討の入口で立ち止まっている方も少なくありません。

 

自分に合った仕事に出会うためには、まずは「自分と向き合う」ことから、サポートをしています。

 

「自分の強み」を見つけることが、自分に合った仕事に就くことにつながります。

 

ご自身のやりたい仕事を見つけて、「仕事を楽しむ」ために、転職・起業も選択肢となります。