◆健康食材:レンコンのヒミツは?◆


【レンコンの栽培・収穫って、どうするの?】

レンコンを使った料理は、冬の時期に、特に多いと思いませんか?
実は、レンコンは、4月に植付け、9月から翌年の5月上旬まで収穫が続きます。
その中でも、「品質が最もよいのは冬期」と言われています。


今回は、「レンコンの栽培と収穫の方法」と健康食材の一つであります「レンコンのヒミツ」について、ご紹介します。

 

レンコンは、緑の葉っぱ、はすの花が咲いた状況をイメージされる方が多いですが、
 実際は、立葉が枯れたあと、特殊な機械・道具などで土を掘り、手作業で収穫します。

レンコンは、根っこと勘違いされやすいのですが、実は、茎が肥大化したものを収穫しています。


レンコンは、砂質・粘土質の土に植付け、たっぷりと日に当てて育てることがポイントです。
秋冬の休眠期を除いて、朝から夕方まで、直射日光が当たる場所に植付けます。

8月頃から土の中のレンコンが大きくなってきます。


9月下旬頃から収穫に入りますが、低温期に向かうため、ほ場が翌春まで天然の貯蔵庫となり、湛水放置しておくことができます。 

このため、 市況や労力事情に合わせ、順次、翌年の3~4月までの間に収穫していきます。


レンコンは、茨城・徳島・愛知・山口・佐賀・岡山の6県が主産地ですが、レンコンの収穫方法は、2種類あります。

 

【水圧掘り】
茨城県などの産地では、 水圧掘り湛水したままのハス田に入り,ジェットポンプからの噴出水で土を動かしながら、手探りでレンコンを掘り穫る方法です。 代表的な産地は、茨城県の霞ヶ浦のほ場です。


【クワ掘り】
徳島県・山口県・熊本県などの産地では、落水後、表層15~30cm程度の土を油圧ショベル(ユンボ)で剥ぎ,鍬(クワ)などにより手作業で丁寧に土を掘り進め、レンコンを掘り穫る方法です。
代表的な産地は、徳島県鳴門市や山口県岩国市のほ場です。


【食材としての「レンコン」の健康ヒミツとは?】


レンコンは「最強の健康食材」の一つとして、注目されてます。

そのヒミツは、次のとおり(一部紹介)です。

 

【レンコンは、ビタミンCを多く含み、食物繊維・カリウム・鉄・亜鉛などのミネラルも 広く含む栄養素の高い食材と言われてます。

 

例えば、【アレルギーに有効だといわれている6つの野菜(ねぎ、にんにく、しそ、たまねぎ、にら、れんこん)のうち、どれが一番効果があるか調査したところ、最もアレルギー症状の原因物質である「IgE抗体」を減らしたのが、「レンコン」だったとの話があります。


また、【花粉症の患者に、「レンコン」で作った錠剤を3か月間摂取させた結果、およそ6割の人が症状が改善したと実感との報道もあります。

 

さらに、【「レンコン」に含まれてる食物繊維には、血液中のコレステロール値を下げる働きがあるため、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防に効果があると期待されています。


このように、レンコンは、「健康食材」として、健康に欠かせない「多くの効用」をもっていると言われてます。

レンコンは、健康を維持するには、最強の食材では、ないでしょうか。

 

ぜひ、レンコンを使った健康レシピをご自宅でお楽しみください。


【徒然のひとこと】 

我が家では、レンコンのレシピは盛り沢山です。健康食材の一つとして、重宝させて頂いております。

仕事と暮らしを楽しむためには、心身の健康が絶対条件ですので、レンコンの健康食材のヒミツを知って、ぜひ、毎日の食卓に加えて見てください。

 

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